【-宮大工シリーズ1-俺が宮大工見習いをしてた時の話。】 
omiya

だいぶ仕事を覚えてきた時分、普段は誰も居ない山奥の古神社の修繕をする仕事が入った。 
だが親方や兄弟子は同時期に入ってきた地元の大神社の修繕で手が回らない。 
「おめぇ、一人でやってみろや」 
親方に言われ、俺は勇んで古神社に出掛けた。 

そこは神社とはいえ、小屋提程度のお堂しかなく 
年に数回ほど管理している麓の神社の神主さんが来て掃除する位。 
未舗装路を20km程も入り込んで、更に結構長い階段を上って行かねばならない。 
俺は兄弟子に手伝ってもらい、道具と材料を運ぶのに数回往復する羽目になった。 


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